G1騎乗とは改めてどんなものか冷静に考える。
GⅠ騎乗は大変なことなのか?
現在JRAジョッキーは133人(2019年2月28日現在)。そのうち、G1に騎乗したことがあるのは藤田菜七子騎手を含めて88人。
藤田菜七子騎手よりも勝利数が多くてもG1騎乗経験したことはない騎手もいる。
それを考慮しても素晴らしい出来事だと感じます。
GⅠ挑戦までの道のりは?
平地のG1騎乗条件は通算勝利数31勝以上(平地、障害問わず)が条件になります。それだけではなく、短期免許でトップ外国人騎手が数多く来る中でG1に騎乗することは狭き門がより狭き門になっています。
ちなみに藤田菜七子騎手は初騎乗の日から1079日目での初G1挑戦でした。
これは現役騎手の中では60番目の記録になります。
現役騎手の中では三浦皇成騎手の218日がデビューからの最短初G1挑戦になります。
以下、福永祐一騎手の232日、武豊騎手の252日で続きます。
藤田菜七子騎手がGⅠを勝てるのはいつの日か?
JRA所属のジョッキーでG1勝ちの経験があるのは35人(2019年2月28日現在)になります。G1に騎乗経験があっても半分の騎手は勝利を手にすることはできません。
現在JRAには24のG1競走がありますが、先述の通り、短期免許でのトップ外国人ジョッキーもおり、勝つことは容易ではありません。
現役騎手の中でデビューからの最短G1勝利騎手は江田照男騎手の603日が記録になります。
以下、武豊騎手の616日、古川吉洋騎手の638日で続きます。
ちなみに初G1騎乗から初G1勝利までの最短は江田照男騎手、熊沢重文騎手の0日。
つまりは初G1騎乗で初G1勝利ということになります。
逆に現役最長は柴田大地騎手の5873日となります。
(なお、柴田大地騎手は障害でのG1はこれ以前に獲得しております。)
今回の記述はあくまでもJRAにおいての記録であり、平地での記録だけになります。
地方交流重賞競走を加味しないデータであることをご承知ください。
参考データとしてnetkeiba及び、JRAの情報を基に独自に記事にしたものであります。
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